実務でもそのまま使える**「要件定義書テンプレート」**を作成しました。 これをコピーして、各項目の「」の部分を埋めていくことで、抜け漏れのない定義書が完成します。
【システム名】 要件定義書¶
1. プロジェクト概要¶
1.1 背景¶
- 「なぜこのソフトウェアを作るのか、現状の課題を記述」
1.2 目的¶
- 「このシステムによって何を達成したいのか(例:スマホから自宅のデータを編集したい)」
1.3 ターゲット・ユーザー¶
- 「誰が使うのか(例:自分のみ、家族、不特定多数)」
2. 機能要件¶
システムが提供すべき具体的な機能を定義します。
2.1 機能一覧表¶
| 機能ID | 機能名 | 内容詳細 | 優先度 |
|---|---|---|---|
| F-01 | ログイン | ID/PWによる認証を行う | 高 |
| F-02 | 記事作成 | Markdown形式でテキストを保存する | 高 |
| F-03 | 画像投稿 | 画像ファイルをアップロードし記事に貼る | 中 |
| F-04 | 検索 | 記事タイトルと本文からキーワード検索 | 中 |
2.2 画面一覧¶
- 「どのような画面が必要か(例:ログイン画面、一覧画面、編集画面、設定画面)」
3. 非機能要件¶
性能やセキュリティなど、機能以外の品質を定義します。
3.1 セキュリティ¶
- 認証: 「どのように本人確認をするか」
- 認可: 「管理者と一般ユーザーで権限を分けるか」
- 通信: 「VPNを通すか、HTTPSで暗号化するか」
3.2 信頼性・可用性¶
- 稼働時間: 「24時間365日動かす必要があるか」
- バックアップ: 「いつ、どこにデータを退避させるか」
3.3 パフォーマンス¶
- 応答速度: 「画面を開くのに何秒以内を目指すか」
4. インフラ・技術要件¶
システムを動かすための基盤を定義します。
- サーバーOS: 「Ubuntu 22.04 LTS など」
- 開発言語/FW: 「Java / Spring Boot / Python / FastAPI など」
- データベース: 「PostgreSQL / MySQL / SQLite など」
- ネットワーク: 「WireGuard / ルーターのポート開放 / 固定IPの有無」
5. 運用要件¶
リリース後の管理について定義します。
- ログ管理: 「エラーが起きた時にどこに記録を残すか」
- アップデート方法: 「Dockerイメージの更新手順など」
💡 記入のコツ¶
最初はすべてを埋めようとせず、「2. 機能要件」**と「4. インフラ・技術要件」**から書き始めるのがおすすめです。この2つが決まると、作るべきものの全体像がハッキリします。
まずは、このテンプレートの中で**「ここを具体的にどう書けばいいか迷う」**という箇所はありますか?例えば「2.1 機能一覧表」を一緒に埋めてみることも可能です。