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要件定義書3

要件定義書3

一般的なソフトウェア開発において、要件定義書(RD: Requirements Definition Document)に盛り込むべき標準的な構成(大項目・中項目・小項目)をまとめました。

これは「何を作るか(What)」を定義し、開発者と発注者(または自分自身)の認識を合わせるための最も重要な文書です。


1. はじめに(概要)

プロジェクトの背景や目的を明確にします。

  • プロジェクトの背景: なぜこのシステムが必要になったのか。
  • 目的・ゴール: システム化によって何を解決したいのか。
  • 適用範囲(スコープ): 何を「作る」のか、逆に何を「作らない」のか。
  • 用語定義: 専門用語や独自の呼び方の定義。

2. 業務要件

システムが使われる「現場」の動きを定義します。

  • 現行業務の把握: 今はどういう状態か(手書き、既存システム等)。
  • 新業務フロー: システム導入後、人の動きはどう変わるか。
  • 登場人物(ステークホルダー): 誰が、どんな役割で利用するか。

3. 機能要件

システムが「何をするか」を具体的に定義します。

  • 機能一覧: 画面、帳票、バッチ処理などのリスト。
  • 画面要件: 各画面の遷移図、表示項目、操作イメージ。
  • データ要件: 扱うデータの種類(ユーザー情報、投稿内容など)。
  • 外部インターフェース: 他のシステムやAPIと連携する場合の仕様。

4. 非機能要件

「機能以外」の品質を定義します(※ここが疎かになると運用後にトラブルになります)。

  • 可用性: 何時まで稼働させるか(24時間365日など)。
  • 性能・拡張性: 同時接続数やレスポンス速度の目標値。
  • 運用・保守: データのバックアップ頻度、アップデートの実施方法。
  • セキュリティ: 認証方法(パスワード、生体認証)、暗号化、アクセス権限。
  • 移行要件: 旧システムからデータを移す必要があるか。

5. 導入・プロジェクト管理要件

開発そのものの進め方を定義します。

  • スケジュール: 設計、開発、テスト、リリースの時期。
  • 体制: 開発メンバーと責任の所在。
  • 納品物: プログラム本体、マニュアル、設計書など。

要件定義の構成一覧表(簡易チェックリスト)

大項目 中項目(例) 小項目(例)
全体計画 システム化方針 予算、期間、目的、対象範囲
機能要件 画面機能 ログイン画面、検索画面、編集画面
データ処理 DB保存、CSV出力、API通信
非機能要件 信頼性 稼働率 99.9%、バックアップ毎日 3:00
セキュリティ 通信の暗号化(TLS)、VPN接続
環境要件 インフラ サーバーOS、クラウド、ネットワーク構成

次のステップとして

一般的な構成の中で、**「特に重点的に書きたい項目(例:セキ ュリティや機能一覧など)」**はありますか?それについて、具 体的なテンプレートや書き方の例を提示することも可能です。